これから、家づくりをされようと考えられて見える方へ、家を建てた後に、より豊かで暮らしを愉しんで
頂く為に、「ライフサイクルコスト」について、お伝えできればと思います。
早速ですが、ライフサイクルコストという言葉を耳にされたことはありますか?
住まいは、建築時にかかる「イニシャルコスト」だけではなく、住み始めてからの光熱費などエネルギーコストや、保守点検にかかるメンテナンスコスト、ライフスタイルの変化に伴うリフォーム費用などを含めた「ランニングコスト」が必要です。
そういった家に関わる一生涯の必要経費の事をライフサイクルコスト(LCC)と呼びます。
実は、建築費というのはLCCの4分の1程度で、残りの4分の3がランニングコストだとも言われています。
図で例えるなら、海に浮かぶ氷山のように、家を建てる時には「見えない」金額です。
日本人の平均寿命は 女性87.74歳 男性81.64歳 となっており、(参照:厚生労働省)
30歳で家を建てたとすると、約50-60年にもなります。家を建てる前に、ライフサイクルコストを意識した
家づくりを考えておく必要があります。
そこで、家づくりの前に、抑えておくべき「2つのこだわりポイント」をお伝えします*
POINT 1 家の性能にこだわる
地球環境への影響や、健康への影響から、家の性能はどんどん良くなってきている事は、ご存知だと思います。
高性能な家は①熱を通しにくい性質が高い断熱材を使う事(断熱性能)②すき間の少ない家を作る事(気密性能)で作る事が出来ます。その結果、夏涼しく、冬あたたかい家を作る事ができます。
その結果、
「光熱費(電気代)が抑えられる」
「結露による内装の傷みを少なくできる
=メンテナンスコストが下がる」
という2つのランニングコストに影響してきますがここで、1つ忘れてはならない大切な事があります。
「長く性能を維持できる断熱材かどうか」という事です。建てたときから長期間その性能が維持できる断熱材を選ぶことがとても大切です。
断熱材が水分を通さない事がとても重要です。フォレスト・オオモリでは、35年断熱性能のある(株)LIXIL社のスーパーウォール工法を採用しています。
POINT 2 家をコンパクトに
必要な家の大きさは、お子さまの部屋数、ご両親の同居を視野に入れるのか等の先を見据えて、本当に必要な広さを見極める事で、家はコンパクトになり、エネルギーコスト・メンテナンスコストなどを抑えることが出来ます。
詳しいお話を聞きたい方は、毎月開催されている完成見学会にぜひお越しください。